【おすすめ】好きなやる夫スレ４作を紹介

はじめまして、終着アカウントです。上の画像は頭をトンネルで隠して口から滝を流しながら左手に持った魚に針を刺しているやる夫のAAです。

今回の記事ではタイトル通り、やる夫スレ歴九年の自分が好きな４作品を紹介したいと思います。

ぶっちゃけ有名作品しかないので、まだ見ぬ作品を求めているアナタには退屈な記事かもしれません。

ただ「やる夫スレを読んだことがない・あまり知らない」というアナタなんかには超おすすめしたい記事となっております。　※補足：やる夫スレとは無料で読める漫画のようなものです。文字列が崩れてしまうため以前まではPCでしか読めなかったのですが、近年ではやる夫RSS＋インデックスというアプリを使えばスマホでも読めるようになりました。この機会にぜひ、手を出してみては如何でしょうか？

では、さっそく紹介の方にいってみましょう！！！！！！！！！！！！！！！！

１　サバイバルヤルオ

あらすじ…パティシエの夢を諦め、日本に帰ろうとしていたやる夫は、帰国のために乗っていた船が大嵐に遭い、無人島に遭難してしまう。他の生存者は、同じ船に乗っていた頭脳明晰な美少女「涼宮ハルヒ」のみ。男女ふたりきりという歪なパワーバランスの上で、やる夫とハルヒは過酷なサバイバル生活を余儀なくされる。

はい、一作目はサバイバルヤルオです。

原作は子供向けゲームの「サバイバルキッズDS」ですが、侮ることなかれ。やる夫達の生活はしっかり過酷です。クラフトした武器を持てば虎を狩れちゃうような世界観ではありません。

この無人島では、病気になれば快復は難しく、野生動物に遭遇すれば死を覚悟せねばならないのです。

主人公のやる夫はダメ人間なので、その状況の脅威に気付いていません。「いっしょに漂流した美少女（ハルヒ）とふたりきりで暮らせて嬉しいお！」という、やる夫スレ黎明期を彷彿とさせる思考回路を持っています。

しかし一方、ハルヒは頭脳明晰な少女です。自らの置かれた状況を把握し、その上で行動していきます。このチグハグ感がいいんですよ。これ以上はネタバレになるので詳しくは言えませんが、序盤で投げずにグッと堪えて読んでほしい作品です。中盤から物語が加速してめちゃくちゃ面白くなる。

この作品、キャラは主にやる夫とハルヒしか出てこないのですが、それでも飽きないんですよね。徹底して、極限状態に置かれたふたりの男女を描いている。もちろん、それこそが遭難系作品の醍醐味なのでしょうが、その特性を活かしきっていると思います。

あとハルヒが可愛い。ほんとに可愛いです。数多のハルヒが二次創作で生まれては消えている現代でもトップ３には確実に入る可愛さだと思います。

ぜひ、”最後まで“読んでください。この作品は途中からタイトルが変わっても“最後まで“読むと本当に良いんだ……

２　私のやる夫劇場

あらすじ

やる夫とやらない夫、まどマギシリーズキャラクターの日常を描いた喜劇。連作短編の形式を取っており、さまざまな話に派生していくのが特徴。

はい、２作目は私のやる夫劇場です。あの、こういう話だと、あらすじの枠が機能しませんね。紹介２作目にしてブログの構成が崩壊した。

まあぶっちゃけ、あらすじに書いていることが全てです。

シュール系ギャグから感動させる話まで何でもござれ。まさに作者の「やる夫劇場」によって公演されている喜劇といった作品です。

サバイバルヤルオに引き続き、この作品も終わり方がいいんですよね。喜劇らしい終幕。２回読みましたけど、２回とも終わり方で感心しました。

軽くやる夫スレを楽しんでみたい方は、まずはこの作品から読みはじめるのもいいかもしれませんね。

 

３　白饅頭は人類絶滅の夢を見る（＆リメイク）

あらすじ…RPGのような世界に転生した主人公・白饅頭は、死んでも生き返る体質を持つモンスターとなっていた。人間に経験値稼ぎとして狩られ続けた白饅頭は、自らの能力で「眷属」や「銃」を作り、軍隊を形成する。それはやがて国家へと発展していき、人類を絶滅させるべく戦争することになるのだが……

はい、３作目は白饅頭は人類絶滅の夢を見るです。

この作品は、えー、なんて説明すればいいんでしょうかね。簡単に言えば規格外です。先の展開がまるで予測できません。お約束が存在しないんです。なので強敵と戦うシーンでも「これ勝てるのか？」とドキドキします。やる夫スレの戦闘シーンを読んでいて、心臓の動悸が激しくなったのはこれだけです。（だいたい４０話付近）

作風も特徴的で、例えば同じAAを連続で使うことで「間」を表現することに成功しています。これはやる夫スレでしかできない表現で、漫画でも小説でもこの話は成立しないのではないでしょうか。「◯◯は攻撃した」などのRPG的システムメッセージを出して違和感のない媒体というのも他では表現が難しそうですし。

なろう系のようで、アンチなろう系のようで、SFのようで、コメディのような、エログロ満載の不思議な作品です。めちゃくちゃ紹介が難しい。ただ面白い。ぶっ通しで読み続けましたし、それだけの価値はあったと思います。やる夫スレでしかできない表現盛りだくさんの作品、ぜひ読んでみてください。

※補足　この作品はエター（途中で作品の更新を停止すること）（ちなみに自分は昔やる夫スレを書いて１話でエターしている）された経緯があり、実質的な続編がリメイクとして作成されています。リメイク前から読むのがおすすめです。

※補足２　この作品はR-18Gです。やる夫RSS＋リーダーを使用して読む場合、セーフモードを解除しなければ読むことができません。

※補足３　作者の現行スレ「やる夫は第二の人生を送るようです」や、代表作「やる夫のクロノトリガー」も面白いですよ。特に「やる夫はホモのようです」の続きが読みたすぎる。

４　レミリアは世界を旅するようです

あらすじ…虚弱体質で記憶喪失の吸血鬼レミリアは、仲間と共に各国を巡っていくのであった。安価型冒険カオスギャグファンタジー。

はい、四作目はレミリアは世界を旅するようですです。ですです。やる夫とやらない夫が主人公じゃないやる夫スレもあります。意外だね。

小生、笑いには少々うるさい性分なのでござるが、やる夫スレで思いっきり声出して笑ったのはこの作品だけです。ギャグのキレがずば抜けて良い。ぶっちゃけ、ギャグ会話のキレだけでこの４選に入ってきた。

主人公の性格をここまでハチャメチャにして、成立しているストーリーは中々見られないと思います。安価スレだからこそ生まれた産物って感じで好きです。

以上、好きなやる夫作品４選でした！！！！！！！！！

えー、あのー、ぶっちゃけもう体力が切れてきたので、これ以上書けません。

実は最初、この記事は好きなやる夫スレ８選だったのですが、疲れちゃって急遽４選になりました。残りは「やる夫のドラクエ５（２周目とかあるやつ）」と「やる夫とピエロと魔法使い」と「やる夫がモンスターハンターP2Gに手を出すようです」と「やる夫は妹たちの為に頑張るようです」です。

どれも有名なだけあって面白いので読んでみてください！！！！！！！！！！！！！